Q.基礎体温をつけております。
半年前から基礎体温が2相性でなくなり病院で排卵治療をしております。
なぜ無排卵になったのでしょうか?
A.妊娠しやすい女性には1ヶ月に1回のペースで排卵が起こり、妊娠のチャンスが訪れます。
この排卵が、数ヶ月に1回になることを稀発排卵(きはつはいらん)といい、全く排卵が
起こらないことを無排卵といわれています。
排卵は脳の視床下部、脳下垂体、卵巣の3者がうまく連携して卵胞を約2センチまで育て排卵となります。
この中で脳視床下部は大脳皮質の影響を受けますので、強いストレスや感情の起伏、深夜の睡眠障害も原因となります。
以下無排卵の原因となるものをいくつかあげてみました。
1. 無理なダイエットや過度な運動、肥満によるホルモン分泌の低下
2. 多嚢胞性卵巣症候(PCOS)今大変多く無排卵の原因として最も多い
別名ネックレスサインとも呼ばれておりますが慢性的な男性ホルモンの過剰状態
高血糖状態、肥満、LH>FSH、などで卵巣内に沢山の小嚢胞がみられる。
3. 卵巣性無排卵 卵巣内にある原始卵胞数の減少
4. 高プロラクチン血症 プロラクチンとは催乳ホルモンで出産すると大量に分泌され
母乳が出る為排卵しなくなる。
他にもストレスや冷え、睡眠不足、甲状腺機能異常などさまざまな原因によりホルモン分泌が不足して無排卵になるケースが増えています。
当店ではホルモン分泌を良くする漢方薬や冷えを改善する為の温灸療法を取り入れ食事など
ライフスタイルの改善も提案させて頂いております。原因は様々ですが無排卵を改善する為
の生活習慣を見直して、お客様にあった桂前方法を見つけて頂くことアドバイスさせていた
だいております。