梅雨の合間の晴れの日です。!!
今日も午前中に2人のお客様 相談にお越し下さりありがとうございました。
また午後にご予約のお客様もよろしくお願い致します。
先日26日 当店にて畑中さんの講演会をしました。
畑中さんご夫婦は臨月に突然お腹の中で長男を亡くされるというとても悲しい経験
をされました。
ご夫妻は長男の誕生を心待ちにされていた、とても幸せな若いパパとママ。
いつものように予定通り検診へ行った奥様。
そこで突然 お腹の中の赤ちゃんの心臓が動いていない事を告げられます。
ご主人の慶さんの職場へ病院から電話があったそうで慌てて奥様の元へ駆けつける
と医師から 赤ちゃんが死んでいること、母体の為にも今後の出産の事も考えて
陣痛促進剤を使って翌日に普通分娩で生み出す事を告げられたそうです。
私自身、次男の出産に立ち会った経験がありますが、新しい命に会える喜びに
あふれていました。
そうではないお産。何のためにあれ程の痛みに耐えなければいけないのか。
壮絶な苦しみと悲しさ。
涙なしに聞くことができませんでした。
生まれた赤ちゃんの名前は朝日君。
パパとママは3日間、病院で朝日君を沐浴させたり、
おもちゃを買ってきたりして一緒に過ごせたそうです。
でも家族3人で過ごす幸せな時間は無残に過ぎ去ります。
どんなに大切でも どんなに愛おしくても どうすることも出来ないパパとママ。
そして悲しいお別れ。
でも、今日 畑中さんのお話を聞いた全員の心の中に
パパとママに確かに愛された朝日君がずっとずっと永遠に存在し
続ける事でしょう。
私達がこれから生きていく中で、苦しい時つらい時
生きる事が出来なかった小さな命が「ぼくのぶんもがんばって」と、
そっと背中を押してくれる。そんなお守りになってくれた気がします。
畑中さんは 今は長女を授かられていらっしゃいます。
ご自身の苦しかった体験を包み隠さずありのままに
お話しいただきました。
なぜそうなったのかわからないけれど 今、その子のおかげで妻への感謝の気持ち
母の偉大さ、男にはない母性、そして今、長女がいるだけでありがたい
と思えるとおっしゃってました。
辛い経験を乗り越えていらした畑中さんご夫妻。
これから増々お幸せになられますように。
貴重な体験談をありがとうございました。