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AMHについて相談を受けました

2016年2月3日 水曜日

私は現在39歳で福岡県の不妊治療病院に通っております。不妊治療は何歳まで出来ますか?また病院でAMH抗ミュラー管ホルモン(卵巣予備能)が低いと言われました。どういうことでしょうか?教えてください。

AMHは抗ミュラー管ホルモン(アンチミューラリアンホルモン)でAnti-Mullerian Hormon

の略です

 

1 AMHの数値は卵巣の中の卵子在庫(数)の目安です

原始卵胞 > 前胞状卵胞大きさ(6~8mm)(AMHを出しています) > 胞状卵胞

 

2. 性周期からの影響は受けにくい

 

3.早期閉経(POF)の血清AMHは低下し 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の場合は平均より

2(2~3倍高くなります

 

 

平均値

31歳以下  6.21(ng/ml)

32~33歳 5.42(ng/ml)

34~35歳 4.75(ng/ml)

36~37歳 3.82(ng/ml)

38~39歳 3.18(ng/ml)

40~41歳 2.44(ng/ml)

42~43歳 1.67(ng/ml)

44~45歳 1.31(ng/ml)

46歳以上  1.00(ng/ml)

 

となっております。ただ目安ですし誤差もございます

AMHが1以下でも当店でも授かった方がいらっしゃいます

 

お世話になっています英ウイメンズクリニックのDr.邵 輝(しょうき)先生は

前胞状卵胞を普通預金に例えられて普通預金はないけど原始卵胞の定期預金はある可能性はあるよとおっしゃいます。

(原始卵胞はAMHを出していない)

 

福岡の古賀文敏ウイメンズクリニックの古賀先生は紫外線を浴びることで出来るビタミンDの体内濃度の多い方はAMHが高いことが多いとおっしゃっていました。

 

現状を受け入れて頂き、当店では少ないチャンスを有効にするために元気な卵胞を、卵子を育んでいただけることを提案させて頂いております

 

 

 

 

 

 

 

 

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